損傷の程度を確認したら、その損傷の根本原因を探ります。
ここを不明のまま治療しても、根本の原因が取り除かれていないので再発します。
例えば「外傷」で見ると、投手の骨折や疲労骨折は、カルシウム充足率が不足していることが大半です。 また特定の部位の使い過ぎで慢性的な痛みがあるアスリートも、普段の動きやバランスの癖に問題がある場合がほとんどです。痛みを取り除くだけでなく原因となる「動き」を改善することによって根本的な改善を実現します。
計測・ヒアリング等を通じて下記の4項目をチェックし、
データと豊富な治療経験則からケガの原因を究明。
- 1.フォーム(走る・投げる・打つ等)
- フォームのわずかな癖やゆがみが、積もり積もってケガを引き起こします。実際にフォームをチェックして問題点を見つけスポーツトレーナーが指導します。
- 2.筋肉・関節の使い方、筋力・筋肉のバランス
- 体の内部の筋肉などのバランスを分析します。オリンピック選手の肉体強化にも使用される高精度体分析装置体で左右上下のバランス、体幹部のバランス等を調べることができます。
- 3.体重を支える足底バランス
- 足底は体重の負荷のかかる部分です。最先端三次元足圧測定機「3DOシステム」で取得したデータで計測し、体重を支える足底のバランスの偏りをチェックし、リハビリトレーナーが指導します。
- 4.栄養分析に基づく食生活診断
- ケガを繰り返す背景には、栄養不足が隠れていることが少なくありません。普段の食事をデータで詳しく分析することによって栄養の過不足が一目でわかり、スポーツ栄養に精通した管理栄養士が、いつ・何を・どれだけ食べれば良いのかを具体的に指導します。