学生アスリートはどれだけ栄養を充足しているでしょうか。
コーケンメディケアが全国の3380人を調査して、その平均値をとったところ、全体に栄養不足で
とくにビタミン、ミネラル類は4割未満という結果になっています。
レベルアップには栄養が必須です。毎日のトレーニング、技術アップは栄養が土台になるので栄養不足のままではトレーニングや練習の効果が得られないのです。
必要な栄養を満たすことで、スポーツに必要な体をつくり肉体の強化につながります。
体力不足で
追い込みがきかない
怪我が多い・
治りが遅い
スタミナ不足で
バテル・集中できない
食べられなくて
やせ細る
私たちは食べた栄養を消費してエネルギーにしています。激しい運動をするときはおもに糖質が利用されますが、長時間運動には脂質も消費します。戦い抜くからだにスタミナを補給します。
からだの新しい筋肉・血液・骨をつくるのも栄養です。筋肉はトレーニングによってもつくられますが、食べたたんぱく質などによって多く作りだされます。たんぱく質は体内でアミノ酸に分解されて、からだを作るもとになります。
強い内臓が強い肉体をつくる
わたしたちは栄養素を内臓で分解、吸収し、骨、筋肉などの細胞を作り出します。内臓の働きが弱いと食事をとっても栄養素を十分に吸収できず、筋肉などの細胞を作り出す事ができません。食べられるカラダ、消化吸収できるカラダをつくるために内臓を強化するのがとても大事です。
スポーツをしている以上、ケガの危険はいつもつきまといます。ケガの予防や回復にも栄養素は関わっています。ケガをしたときは栄養が早期回復の手助けをします。栄養をしっかりとっておくとケガの予防にもなります。
デルメ食トレはやみくもに量を食べ、空腹を満たすことではありません。
食事でスポーツへの効果を最大にするためには、やみくもに食べるのではなく食と栄養の知識を知り、食事を通じて必要な栄養素を十分満たさなければなりません。
栄養素は相互に関連しているので栄養素をバランスよくとることが大切です。
次項では、勝つための栄養素について具体的に説明していきます。